CC 表示-継承 3.0, リンクによる
皆さんはカナヘビという動物を知っていますか、トカゲと見分けがつきませんよね
ぼくはつけられません…
今回はそのカナヘビについてトカゲとの違いや日本にいるカナヘビの種類をまとめたので
ぜひ最後までご覧ください!
カナヘビについて
日本にはカナヘビが6種類いて、
・ニホンカナヘビ
・コモチカナヘビ
・アムールカナヘビ
・アオカナヘビ
・ミヤコカナヘビ
・サキシマカナヘビ
カナヘビは絶滅危惧種やレッドリストに指定されていることが多いです
カナヘビの名前の由来は、金色をしたヘビというものや、
可愛いヘビという意味の由来があるそうです
カナヘビの特徴はとてもしっぽが長いことです
これもカナヘビという名前の由来になっていると思います
カナヘビは、コオロギやクモなどの昆虫を食べて生活しています
一般的に「カナヘビ」というとニホンカナヘビと指すことが多いそうです
今回はその中でも、ニホンカナヘビとアオカナヘビについてまとめます
ニホンカナヘビの特徴
![](http://sub-blog.skyrinrin.com/sub/wp-content/uploads/2023/03/animal_kanahebi.png)
ニホンカナヘビは有鱗目、カナヘビ科、カナヘビ属に所属する爬虫類の動物です 参考
ニホンカナヘビは日本の固有種で、日本全国に生息しています
全長は18㎝~25㎝でしっぽは全長の2/3以上を占めているそうです
鱗に光沢がなく表面はざらざらしています。
基本的には、昼行性です。
色は褐色で茶色いです。
草原や藪地(やぶち)や枯れ地に生息しています。
わたしは、去年6月ごろにニホンカナヘビを探しましたが捕まえられませんでした。
昆虫やクモなどの小さな虫を食べています。
しっぽは再生しますが、アカハライモリと違い骨などは再生しません
寿命は10年ほど生きるそうです
思ったよりも長寿ですね
ニホンカナヘビはペットショップなどで、500円~1000円ほどで買えますが、
ぼくは売っているショップを見たことがありません
値段が安いので、あまり利益にならないのと
需要があまりないからだと思います
ニホンカナヘビはニホントカゲなどと違い、木に登ったりということが少しできます
それにより、ニホントカゲは住宅街など人間が開拓した場所では
ブロック塀などの人工物によって遮られ、群れがいくつもわかれてしまい
遺伝子が近いものになってしまったりということがあるのですが
ニホンカナヘビは越えることができるので、
遺伝子交流ができ絶滅の心配はないといわれています
ただ、人間の開拓によって山などがなくなり絶滅していく生き物がたくさんおり、
自然への配慮によると思います
交尾をした証
トカゲやカナヘビの仲間は交尾をするときに
メスの頭や体を噛むので、交尾をしたあとに
V字型の噛んだ跡ができます
家ではクワガタなどのブリードをしているのですが、
ちゃんと交尾をしたのか実際に産んでもらうまでわかりません
こういう見ただけで交尾したかわかるような生き物いるんですね
ちなみにカナヘビは孵化してから成熟するまで1年ほどです
卵は1回1~8個ほど産んで、
年に1~6回ほどに分けて産みます
卵は孵化するまで2ヶ月ほどかかります
飼育している場合の注意なのですが、
カナヘビは自分で卵を孵化までお世話する種類ではないので
産んだことを確認したらすぐに取り出しましょう
あと、カナヘビの卵には向きが決まっていて
ひっくり返してしまったりすると窒息して死んでしまいます
卵に印をつけるなどをして向きがわかるようにして管理しましょう
アオカナヘビについて
![](http://sub-blog.skyrinrin.com/sub/wp-content/uploads/2023/03/aokanahebi-1.jpg)
アオカナヘビの特徴
アオカナヘビは準絶滅危惧種としてレッドリストに載っています
この種類は体色が鮮やかな緑色で
体長はニホンカナヘビとほとんど変わりません
画像をみればわかるんですけど、アオカナヘビはニホンカナヘビよりも
口の部分が長くなっています
緑色の体色とも相まってより恐竜らしいですね
アオカナヘビは、沖縄は奄美群島などの暖かい島にしか住んでいません
この種類もニホンカナヘビと同じくらいの寿命で10年くらいは生きられるそうです
アオカナヘビは高く、1匹7000円前後で販売されているそうです 参考
アオカナヘビは需要も多く、ペットショップで売られているのを見たことがあります
トカゲとの見分け方
![](http://sub-blog.skyrinrin.com/sub/wp-content/uploads/2023/08/Nihontokage060920-1.jpg)
二ホントカゲとカナヘビの見分け方はたくさんあり、
・トカゲは表面に光沢がありますが、カナヘビはざらざらとしている
・トカゲは土に潜る習性があるがカナヘビは土に潜らない
・トカゲは舌先が一つですが、カナヘビは舌先が二つに分かれている
・トカゲはしっぽの割合が半分程度ですが、カナヘビは全体の2/3以上を占めている
などがあります。 参考
捕まえたりすると、結構違いが分かると思います
あと、ニホントカゲは幼体のころはしっぽから胴体にかけて、
青色をしています
これは、外敵に見つかったときにしっぽを身代わりにするためだといわれています
あとこれは飼ってみないとわからないと思うのですが、
ニホンカナヘビは卵を産んでからそのまま産みっぱなしなのですが、
ニホントカゲは卵が孵化するまで育てるそうです
愛情が感じられていいですね
カナヘビやカメなどの卵は、向きが決まっていて、
なにかの拍子にひっくり返ったりしてしまうと
生まれてこず死んでしまうそうです
個体によると思うのですが、ニホントカゲはニホンカナヘビに比べて
少しぽっちゃりしていて、大人になるとオレンジがかった色をしています
これは、ぼくが思うだけかもしれないですけどニホントカゲはニホンカナヘビよりも
可愛い顔をしています
ニホンカナヘビは少し頭がとんがっているような気がします
画像じゃわかりにくいけど、実際に見てみると結構違いがあるので
ぜひ実物を見て確認してみてください
まとめ
・日本にカナヘビは6種類いる
・ニホンカナヘビは日本全国に生息している
・アオカナヘビは沖縄などの島にしか住んでいない
・ニホンカナヘビは500円~1000円くらいで買える
・アオカナヘビは7000円前後で販売されていて高価
トカゲとの見分け方は、
・トカゲは表面に光沢がありますが、カナヘビはざらざらとしている
・トカゲは土に潜る習性があるがカナヘビは土に潜らない
・トカゲは舌先が一つですが、カナヘビは舌先が二つに分かれている
・トカゲはしっぽの割合が半分程度ですが、カナヘビは全体の2/3以上を占めている
などがあります。
去年わたしはカナヘビを飼育しようと探しましたが、つかまえることができませんでした
いろいろな知識をつけてリベンジしてみたいです
皆さんもぜひカナヘビを飼ってみてください
コメント