ヘビの魅力について種類や、特別な器官など様々なことを調べてまとめました

爬虫類、両生類

こんにちは、skyrinrinです

みなさん「ヘビ」は好きですか?

私は大好きです!

ただ、家では家族が冷凍マウスが気持ち悪いということで

飼えません…

いつか飼いたいですね!

なので、今回は

ヘビについて日本にいる種類や、

ピット器官という特殊な器官などについてなどを調べてまとめたので

ぜひ見てください!

ヘビって?

「ヘビ」とは一般的に

有鱗目、ヘビ亜目に分類される種のことを指します

有鱗目というのは、爬虫類のほとんどが分類される目で、

なんと95%もの爬虫類の種類がそこに所属しています

ヘビの特徴は、

腕や足がなく、細長い見た目をしていることです

これにより、地面を這うように移動します

ヘビの大きさは、オオアナコンダ

ような大型の種類だと10mを越え、

シマヘビのような日本にいる種類は

1m前後です

ヘビといえば毒と思い浮かべる人が多いですが、

実際、毒を保有する爬虫類は

ヘビが99%以上を占めています

ちなみに他の毒を持つ種類はドクトカゲの仲間だけだと言われています

日本にいるヘビの種類は50種類以上いて、

ほとんどが沖縄などに生息しており、

本州や北海道に生息している種類は主に、

8種類だと言われています

そのうち毒を持つ種類は、

マムシヤマカガシの2種類だけです

毒について

先ほど説明した通り、

日本に生息しているヘビの中で毒を持つ種類は

マムシヤマカガシですが、

それらの毒がどのくらいやばいかを

お知らせします

マムシの毒は、

噛まれると30分ほどで患部が紫色に腫れ出して激痛が走ります

適切な処理をすれば亡くなることはないですが、

国内では毎年4人ほど死者が出ています

ヤマカガシは、

昔は毒がない種類だと言われていましたが、

最近になって毒があることがわかりました

ヤマカガシの毒はマムシの毒とは違い、

患部が腫れるなどの症状がなく、

時間が経ってくると吐き気などの症状から始まり、

最悪死に至る可能性もある毒です

これは、マムシとヤマカガシの毒の性質が違うからです

マムシは、出血毒という

タンパク質を溶かす作用のある毒なので患部が腫れ、痛くなるなどの症状があります

それに対してヤマカガシは、

血液凝固作用の強い毒で、

文字通り血液が固まるという毒で

それにより血管が詰まったりして

死亡するという毒です

さらにヤマカガシは、

エサであるヒキガエルが持っている

ブフォトキシンという毒を背中から防御のようにして使います

ヤマカガシはおとなしい性格で

噛まれることもほとんどないそうですが、

毒自体はハブマムシよりも強力です

近づかないようにしましょう

ヘビの種類

日本にいるヘビの種類は50種類以上ですが、

ほとんどが沖縄などの離島に生息しています

ここでは、本州や北海道に生息している8種類を紹介します

①シマヘビ

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最初はシマヘビについて話します

シマヘビは、北海道から九州まで日本全国に生息しています

シマヘビの特徴はその名前の通り、

体に4本の黒い縞模様があります

全長は80cmから150cmほどで

日本にいるヘビの中で大型のほうです

シマヘビは本当にどこにでも住んでいて、

前、家の階段のところにもいました

シマヘビが食べるものは比較的幅広いものの、

カエルやネズミなど食べているそうです

シマヘビは比較的見つけやすくて飼育しやすい種類だと思います

②アオダイショウ

次はアオダイショウについてです

アオダイショウと聞くとその見た目と名前から毒があると思われがちですが、

毒はありません

私も毒があるものだと思っていました

アオダイショウも日本全国に生息しています

アオダイショウは本土の中で一番大きい種類で、

100cm〜200cmほどだと言われています

アオダイショウの特徴は、

「THEヘビ」みたいな鱗の模様です

色も黒みがかった緑色でヘビといえばこんなやつ、みたいな見た目をしています

アオダイショウは、川の周りなどの石垣などで見かけることがあります

アオダイショウの繁殖時期は6月頃なので、

そのくらいの時期に遭遇しやすいです

アオダイショウもカエルなどの小型の動物を食べています

③ジムグリ

次はジムグリについてです

ジムグリも毒々しい見た目をしていますが

毒はありません

ジムグリも日本全国に生息しています

ジムグリの体長は70㎝~100㎝と、

ほかのヘビに比べて小型です

ジムグリの特徴は、赤みがかかった体色です

赤や黄色い生物は警戒色といって、

「自分には毒があるぞ」と主張するような種類が多いのですが、

ジムグリには毒がありません

ジムグリの名前の由来は、

ジムグリは、地中や岩の下などに生息していることが多く

地に潜るというような意味から来ています

ジムグリも小型の動物を食べています

④シロマダラ

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次はシロマダラについて解説します

シロマダラも日本全国に生息している種類で、

毒はありません

体長は30㎝~70㎝くらいで小型です

シロマダラの特徴は

その名の通り、

黒いまだら模様があることです

幼体の時期は体色が白いのですが、

成体に成長していくにつれて褐色になっていきます

シロマダラは幻のヘビと呼ばれるほど、

見かけることがほどんどなくレアだそうです

シロマダラは、いわゆる「変態ヘビ」

トカゲしか食べません

変態ヘビというのはマウスや小型の動物全般ではなく

特定の種類しか食べない種類のことです

⑤ヒバカリ

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次は、ヒバカリについて話します

このヘビもあまり名前は聞きませんね

毒はありません

ヒバカリも日本全国に生息しています

体長は18㎝~34㎝でシマヘビなどのほかのヘビに比べると

すごく小さいですね

ヒバカリはほかのヘビに比べて、

体が弱く、気温に影響されやすかったり

病気になりやすかったりして飼育が難しい種類です

ヒバカリは乾燥に弱く、水辺周辺で暮らしています

ヒバカリは体が小さいため

小さなカエルやオタマジャクシ、ミミズなどを食べています

⑥タカチホヘビ

次はタカチホヘビについてです

この種類も日本全国に生息しており毒はありません

タカチホヘビの特徴は、

鱗に虹色の光沢があることです

タカチホヘビの体色は褐色で、

体長は30㎝~70㎝くらいで

シロマダラと同じくらいの大きさで小型です

タカチホヘビの生息パターンはシロマダラと似ており、

人間の生活パターンと合わないため珍しいヘビとされています

タカチホヘビの名前の由来は、高千穂宣麿(たかちほ のぶまろ)という

タカチホヘビを最初に見つけた人からとられています

タカチホヘビはミミズが主食で、

ほかにもオタマジャクシなどの小型の動物を食べています

⑦ヤマカガシ

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次からはいよいよ毒蛇、

ヤマカガシについて説明します

ヤマカガシは小笠原諸島や北海道以外の全国に生息しているヘビで、

体長は60㎝~120㎝で中くらいの大きさです

ヤマカガシの特徴は、

その毒々しい見た目です

抹茶色のような色にオレンジ色の斑点

いかにも毒があるぞ、という見た目をしています

ヤマカガシの毒についてはさきほども少し触れましたが、

血液凝結作用の強い毒で、

噛まれて毒に侵されると血液が固まって、血栓などができて最悪死んでしまいます

毒の強さは「半致死量」というマウスなどの実験で、

半数以上のマウスが死亡する値を体重あたり(mg/kg)で求めたもので、

ヤマカガシは日本にいるヘビのなかでその数値が一番高いです(LD50=0.25(mg/kg))

LD50というのは半致死量の単位のことです

ヤマカガシは昔、毒がないといわれていたように、

ヤマカガシの毒牙は奥側にあり噛まれても毒が注入されることはまれだといわれています

さっきも少し説明しましたが、

ヤマカガシには二つの毒があり

一つはヤマカガシ自身が持つ毒で、

あと一つは餌であるヒキガエルから得たブフォトキシンという毒です

自身でブフォトキシンを生成することはできないので、

ヒキガエルが生息していない場所では、ヤマカガシからブフォトキシンは検出されません

自身がもつ毒は牙から注入するもので

ヒキガエルから得たほうの毒は、首の近くにある頸腺(けいせん)という場所から、

強い刺激を受けると飛ばす防御用の毒です

ヤマカガシは見つけても近づかないようにしましょう

ヤマカガシのカガシというのはヘビという意味で

ヤマカガシは山のヘビという意味です

ヤマカガシの食べ物はブフォトキシンを得られるヒキガエルや、

小型の動物を食べています

⑧二ホンマムシ

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最後はマムシについて説明します

マムシと聞いても毒ヘビというイメージがありますよね

マムシも日本全国に生息しています

体長は45㎝~60㎝で他に比べると中くらいです

マムシの特徴は頭部が三角にとがっていることです

あとは体色が灰色から赤茶色で白い横の縞模様が入っていることです

マムシの毒はヤマカガシと違い、

出血毒という毒を持っていて、

ヤマカガシの毒の血液が固まるなどの毒ではなく、

逆に血液の細胞を破壊し

患部が腫れだしたりと、目に見える症状がでます

マムシの毒もヤマカガシほどではありませんが毒が強力で、

毎年4人ほど死者が出ています

マムシの毒牙は、

ヤマカガシの毒牙と違い毒牙が手前にあり毒が注入される確率が高いです

マムシも小さい鳥やカエルなどの小型の動物を食べています

ピット器官って

ここまでは、日本にいるヘビの種類について説明しましたが、

ここからは、ガラガラヘビやニシキヘビなどが持っているピット器官という器官について説明していきます

ピット器官とは赤外線センサーのようなもので、

熱で相手を見つけることができます

ガラガラヘビを用いた実験で、ヘビの視覚と嗅覚を失わせた状態でねずみと同じ空間に入れたところ

ヘビは性格にねずみをとらえることができたという実験があります

このピット器官には15万個もの熱感受性細胞が集まっており、

それによって温度の変化がわかっています

この器官をもつヘビは多くが夜行性なのと、

マウスなどの暖かいものしか食べないことも関係していると思います

生き物はいろいろなことを目的に様々な進化をしています

例えば、このピット器官は草むらなどの中にいる温度の高い生き物を見つけるために発達していると思うし、

イルカなどのハクジラ目の生物にはメロン器官という超音波の反響を利用して

獲物を見つける器官があるなど、

生き物は目的に応じて進化していくものだとわかりました

まとめ

・ヘビとはヘビ亜目に分類される

・ヘビは足がなく細長い見た目をしている

・日本に生息しているヘビは50種類いるが北海道や本州に生息している種類は8種類

・本州に生息する毒を持つヘビはマムシとヤマカガシの2種類

・ヘビの一部にはピット器官という赤外線センサーのようなものを持つ種類がいる

ヘビも爬虫類の中で魅力的な種類ですね!

わたしもいつか親を説得したり、自立したときは家でヘビを買ってみたいです!

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