こんにちは、skyrinrinです
皆さんは、リダイレクトとか301リダイレクトというような言葉を聞いたことがありますか?
よく、
ブログを移行するときは301リダイレクトをしなきゃダメ!
パーマリンク変更するから301リダイレクトしなきゃ…
などといったことを聞きますよね。
一体どういうことなのでしょうか?
今回は、そんなリダイレクトについて301リダイレクトと302リダイレクトとの違いや、
実際にプラグインを使ってリダイレクトをする方法などを紹介したので、
ぜひ最後までご覧ください!
リダイレクトとは?
まずは、リダイレクトについて紹介していきます。
リダイレクトというのは直訳で向き直すという意味があり、
特定のページに入った人を自動的にほかのページに転送することを指します。
URLを集中して見るような機会はあんまりないと思うので例えを出させていただくと、
ぼくの運営しているこのブログはskyrinrin.comという独自ドメインから作ったサブドメインの
sub-blog.skyrinrin.comというドメインで運営しています。
リダイレクトを設定しているのでskyrinrin.comからWeb・ブログ関係の記事を見ようとするとリダイレクトで自動的に
sub-blog.skyrinrin.comのリンクに転送されます。
詳しく見てないと気が付かないよね!
これがリダイレクトというものです。
どうですか、なんとなくリダイレクトについてわかってきましたか?
ではここから、どんな場面でリダイレクトが必要になってくるのかを紹介していきます!
どんな時に必要になるの?
リダイレクトが必要な場面をいくつか挙げると、
・サイトの移行やリニューアル、ドメインの変更をするとき
・サブドメインやサブディレクトリにブログを分けるとき
・URLのパーマリンクを変更するとき
・カニバリゼーションが発生してしまったとき
などがあります。
サイトの移行やリニューアル、ドメインの変更をするとき
まずは、サイトの移行やリニューアル、ドメインの変更を行う時です。
サイトの移行?
サイトの移行やドメインの変更を行う際、元のブログで頑張って作ってきた記事の評価をできれば受け継ぎたいですよね。
そんな時にするのがリダイレクト!
同じ記事を掲載する場合、リダイレクトを設定しないとその記事のSEO評価がゼロからやり直しになってしまいます。
同時に存在してしまうと重複コンテンツになってしまいますしね。
リダイレクトを設定することでSEO評価をできるだけ引き継ぐことができます。
サブドメインやサブディレクトリにブログを分けるとき
次は、サブドメインやサブディレクトリにブログを分けるときです。
ブログを長い期間続けていると、どうしてもサイトのテーマから逸れた記事が増えてきたり
明らかにサイトの指針にあってないような記事が出てきてしまいますよね。
同じジャンルや似ているテーマの記事を投稿しているブログであれば別にいいと思うのですが、
全く違うジャンルの記事を投稿している、いわゆる雑記ブログだったりしてしまうと、
サイトの専門性が失われたり、
何より、ユーザーが見たい記事を探せなくなってしまったりしてしまいます。
雑記ブログ自体は特化ブログと違ってネタに困らなくて初心者にはとてもいいと思うのですが、
ある程度記事を投稿して、ジャンルごとに分けられるくらいになってきたら
サブドメインやサブディレクトリを使ってブログを分けるのがいいと思います。
僕も雑記ブログからいくつかの特化ブログに分けたよ!
さっき話したことと被ってしまうのですが、ブログをいくつかに分けた際、
リダイレクトを設定しておくと記事の評価をある程度引き継ぐことができるのでブログを分ける際はリダイレクトを設定するようにしましょう。
URLのパーマリンクを変更するとき
次はサイトのURLのパーマリンクを変更するときです。
パーマリンク?
パーマリンクとはページごとに与えられているURLの文字列のことです。
サイトのURLと言えば、まず「https://…」から始まり、
ドメイン名、投稿日、記事のURL…などと繋がっていきますよね。
パーマリンクというのはその中でもドメイン名よりも後に続いているもののことで、
自由に設定することができます。
で、このパーマリンクを変更する際にもリダイレクトが役立ってきます。
なんでパーマリンクを変更しないといけないの?
初心者にあるあるなんですけど、パーマリンクに日付を入れてしまったり
日本語でパーマリンクを設定してしまったりすると後々面倒なことになってしまいます。
日付を入れてしまうと、後から記事をリライトした時に日付が変更してしまうということが起きてしまい、
パーマリンクを日本語に設定してしまうと、日本語を文字列に変換する際にめちゃくちゃ長い文字列になってしまい、
SNSでの共有や内部リンクなどの場面で不便になってしまいます。
このような時に、リダイレクトを設定しておくことで被リンクや記事の評価を失わずにパーマリンクを変更することができます。
サイトの評価をある程度引き継ぐことができますが、評価が悪くなってしまうようなこともあるので、できるだけパーリンクの変更はしないようにしましょう!
カニバリゼーションが発生してしまったとき
最後はカニバリゼーションが発生してしまった時です。
あまり聞きなれない言葉かもしれません。
カニバリゼーションというのは「人食い」や「共食い」というような意味があります。
なんか怖い方向に向いてきたぞ…
SEOでのカニバリというのは、同じキーワードを複数の記事で食い合うことを指します。
カニバリが起こってしまうと、同じキーワードを検索した時に複数の記事が同時に表示されてしまったり、そのときによってどちらかの記事が表示されるようになってしまい、
記事の評価が分散されてしまいます。
カニバリが起こってしまう原因はいくつかあるのですが、似ているキーワードを狙ってしまった
というのが一番だと思います。
カニバリが起こってしまった場合、記事を統合するのをおすすめします。
統合した際、片方を片方のリダイレクト先にすることで取りこぼしを少なくしつつ、
カニバリを回避することができます。
301リダイレクトと302リダイレクトの違い
次は、301リダイレクトと302リダイレクトの違いを紹介していきます。
301リダイレクトと302リダイレクトの違いを簡単に説明すると、
301は永久的な転送、302は一時的な転送
というような感じです。
さらに、301をするとSEO評価が受け継がれ、302をする受け継がれないというような違いもあります。
301と302の使い分けとしては、
301リダイレクトの場合、永久的な転送を行うためサイトを完全に移行する場合など元のサイトに二度と転送されたくないような場面に使い、
302リダイレクトはメンテナンス期間などで一時的にページを見れなくするときなどに使います。
上記で説明した、リダイレクトが必要になる場面では基本的に301リダイレクトを行うのが良いと思います。
301と302をうまく使い分けよう!
プラグインを使った方法を紹介!
ではここから、実際にリダイレクトをプラグインを使って設定する方法を紹介していきます。
今回使うプラグインは、「Redirection」というものです。
サイトの移行などの際は、移行前のWordpressにこのプラグインを追加しましょう
プラグインのセットアップ!
「新規プラグインを追加」からこのプラグインを追加、有効化しましょう。
すると、ツールにRedirectionという項目が追加されるためそれを開きましょう。
初めてこのプラグインを使用すると、この画面が表示されるため
「セットアップを開始」をクリックしましょう。
するとこのような画面になるため、
WordPress の投稿と固定ページのパーマリンクの変更を監視.と
すべてのリダイレクトと 404 エラーのログを保存する。
にチェックを入れ「次へ」を押しましょう。
REST API で「良好」が表示されたら「セットアップ完了」を押しましょう。
この後、「次へ」と「準備完了です」を押したらこのプラグインのセットアップは終了です。
リダイレクトを設定してみよう!
では、準備も整ったところで実際にリダイレクトを設定していきましょう!
まず、「ソースURL」に転送元にとなるサイトのURLを入力してください。
次は、「ターゲットURL」に転送先となるURLを入力してください。
ここがごっちゃにならないように気を付けて!
そして、「転送ルールを追加」をクリックするとリダイレクト設定ができます。
何も設定していない状態で行うと、自動的に301リダイレクトになります。
右下の歯車マークを押すとさらに高度な設定をすることができ、
リダイレクトの変更をすることができます。
まとめ
・リダイレクトとは違うURLに転送すること
・301リダイレクトと302リダイレクトがある
・リダイレクトをする場面はサイトの移行などがある
・301は永久的、302は一時的な転送を行う
・リダイレクトはプラグインを使って簡単に設定することができる
今回は、リダイレクトについて301と302の違いや必要になる場面、
プラグインを使った方法などを紹介しました。
僕もブログを分ける際にリダイレクトを設定したのですが全ての記事のリダイレクトを設定するのが大変でした…
根気よくがんばりましょう!
この記事が少しでも参考になれたらうれしいです!
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